(内部駅前)
外に出てみる
駅前には自転車が
主人の帰りを
待っていた。
通りに人影は無く、
ひっそりとしている。
青い空には
ちぎれ雲が
ひとつ、ふたつ。
音も無く、
時がゆっくり
流れていく。
建物の影が
次第に伸びてゆく。
(内部駅にて、モニ214+モニ213)
改札を出る乗客
買い物帰りか
たくさんの袋を提げて
家路をたどる。
乗務を終えた
運転手も、車掌も、モニ達も
弱い冬の日差しに包まれて
暫しの休憩だ。