1月の空は青く
澄渡っていた。
モニ211形式は
小さな3枚窓と、
リベットに包まれた
車体が
古豪の風格を
醸していた。
(1982年1月 内部駅 モニ214+モ二213)
内部駅にて
四日市から軽便電車に
乗って、
内部に着いたときには、
昼を過ぎていた。
傾きかけた、
冬の日差しの中、
ホームに降り立った。
電車はモニの2連だ。
逆光に浮かんだ
角張った車体。
小さな車体に
大きなパンタが
軽便らしさを
強調している。