リベット止めの車体、手動式の扉、
長年、多くの人々に親しまれた古豪にも、新しい車両にその道を譲るときが迫っていた。
正に電動客車と呼ぶに相応しい製造当時の姿をとどめていた。
トロリーポールからパンタグラフなど、幾度かの改造を受けたものの、
1928年に製造されて以来50年、走り続けた「モニ」達は、
(夜の内部駅  1982年1月)